それでは,前回の記事の解説です。

前回の問題↓

① √1,000
② √158
③ √0.16
④ √0.5

すべての√を外せますか?

平方根は4パターン!全部出来れば怖くありません。
1から100までは平方根の表が試験問題に付いているので,1から100の組合せにするというのがポイントです。

問題 ① √1,000

1,000は10の3乗です。なので,√の中を以下のようにすることができます。

   √10×10×10

10×10は10の2乗ですから,もう少し整理しましょう。

   √10 ² ×10

√10 ² はつまり10なので,√の外に10を出せます。

   10√10

√10は平方根の表から3.16228。
つまり,3.16228×10=31.6228となります。

問題 ② √158

√の中を「A×B」のように適当な数字の掛け算にします。
158は79×2なので,今回は79と2を使いましょう。
すると,√158は以下のように2つの√の掛け算に分解できます。

   √79×√2

それぞれ平方根の表から,√79は8.88819,√2は1.41421なので,これを掛け合わせ,8.88819×1.41421≒12.56876となります。

問題 ③ √0.16

これは1よりも小さいパターンです。この場合は0.01を使いましょう。
0.16は0.01×16です。なので,下のようにすることができます。

   √16×0.01

①に似ていますが,0.01は0.1の2乗です。

   √16×0.1 ²

√0.1 ² はつまり0.1なので,√の外に0.1を出せます。

   0.1√16

√16は平方根の表から4。
つまり,4×0.1=0.4となります。

問題 ④ √0.5

③を使って√50×0.1 ² をしても良いですが,適当な数字の割り算にする方法を覚えておきましょう。
0.5は5÷10なので,今回は10と5を使います。
すると,√0.5は以下のように2つの√の割り算に分解できます。
   
   √5÷√10

それぞれ平方根の表から,√5は2.23607,√10は3.16228なので,これを割り,2.23607÷3.16228≒0.707107となります。

いかがでしたでしょうか?
ポイントは大きい数字は×100,小さい数字は×0.01の式を作ることで,それぞれ10と0.1を√の外に出すことができます。
また,√の中の数字は掛けたり割ったり自由にできます。

組み合わせれば平方根を解けない数字はありません!

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