前回,測量士補・調査士試験で使う定理は3つ!と言いましたが,定理以外でしっかり使いこなしてもらいたいもの,それが三角関数です。

三角関数もピタゴラスの定理のように直角三角形に限定した関数になります。
図をみてください。

こんな感じで,各辺の辺長の比が内角によって決まります。
この図のフニャフニャしているのが何かと言いますと,sin,cos,tanのそれぞれの頭文字のs,c,tを筆記体にしたものです。
3つある三角関数が,それぞれ「どの辺」と「どの辺」の比なのか,この図だとすごく覚えやすくなります。覚えていなくても現場で確認できます。

私の知人で3つの三角関数がそれぞれどの辺の比なのか,あやふやな状態で測量士補試験に合格した人がいます。なんと3つ全部試して,もっともそれらしいヤツを勘で採用していたとのこと。絶対やめてくださいね,運よく合格できましたが,間違えます。

もう一度,図をよく見てください。
左下に既知の角度を置いて,右下に直角を置きます。その状態で,筆記体を書くと確認することができます。

もう間違えませんね!

次回は三角関数を使った測量士補の過去問をやりましょう。

令和5年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は63.41%(全国平均の6.56倍)

令和6年アガルート受講生の測量士補試験合格率は92.41%(全国平均の約3倍)

令和6年度アガルート受講生の測量士試験合格率77.78%!(全国平均の約6倍)

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