択一式(午後の部)の基準点は
 

35.0点/50.0点(14問/20問)


となりました。

今年は記述式の問21と問22の注目度が大変高いのが特徴ですが、記述式が注目されるのは、それが難しかったから。つまり、平均点が下がることで分布が圧迫されることが予想されます。ということは、逆に択一式でいかに点を取ったかが重要になります。

さっそく、択一式の基準点を分析していきましょう。「解答アナリティクス」の結果では、皆さん比較的良い点数が取れていましたが、全体ではどうでしょうか?

まず、択一式の基準点突破者は2126名。受験者数が増加していますが、記述式の採点ができるマンパワーが2000人程度ですので、そこで基準点(14問)が設定されています。

↓これが、今年の得点別ヒートマップ。

平均点は31.8点なので、平均は12~13問ということになります。

去年(R4)は高得点者が多く、上位の得点でまとまり、分布が小さいという特徴がありました。それに比べると今年の分布は高得点ではあるが一定の分布がみられます。令和の傾向に近いですね。

ですが、今年は、分布こそ過去試験に近いのですが、上位の得点者が多いです。満点が30名、18問以上の方で438名となり、全体受験者数(4429名)の9.9%となります。

前述したとおり、記述の平均点が低いと予想されますので、例年よりも択一式の点数が重要になってきます。

記述の平均点が低い以上、「択一基準点と記述基準点を合わせた点数」から「合格点」までのいわゆる「上乗せ点」が高くなることが予想されます。なので、勝ち筋としては、「みんなができなかった記述がよくできた」「記述はみんなと同じで良くできなかったけど、択一で高得点を取れた」の2つに顕著に分かれると思います。

次に、択一式の得点傾向のグラフはこんな感じです。

ちょっと飛躍した予想にはなりますが、記述式の平均点が低い前提で、中山の予想では記述式の基準点は30点前後、上乗せ点は大きく10点以上、合格点は75点前後になるのではないでしょうか。


ちなみに、去年(R4)の結果はコチラです!

動画も撮りました。


それでは!

令和5年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は63.41%(全国平均の6.56倍)

令和6年アガルート受講生の測量士補試験合格率は92.41%(全国平均の約3倍)

令和6年度アガルート受講生の測量士試験合格率77.78%!(全国平均の約6倍)

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