調査士試験<午前の部>は本当に「測量士補」+「午後の部」の学習で足りるのか?
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今年は午前の部の受験が多く見込まれます。
以前から,午前の部の合格のためには「測量士補」+「午後の部」の学習に,午前の部の過去問を加えれば大丈夫と言っていますが,この裏を取りたいと思います。
ちなみに,このブログのまとめ記事でも,令和元年度の午前の部の合格報告をいただいています
アガルートの午前の部過去問講座でも対象としている平成25年以降の過去問を分析してみましょう。
まず,合格点ですが,100点満点中
平成25年度 70.0点
平成26年度 65.0点
平成27年度 70.0点
平成28年度 70.0点
平成26年度 72.0点
平成27年度 72.0点
平成28年度 70.0点
となっており,70点ほどとなっています。
問1から10が択一式となっており各6点で,問11が記述式で40点あります。
問11は,やっていただければ分かりますが,調査士問21が解ける方でしたら,安定的に高得点が狙えます。なので,択一で6割以上欲しいところです。
そこで,各年度の問題について,「調査士と測量士補のどの分野の学習で点が取れるのか?」と,「午前の部の独自の出題はどれでどのくらい出題があるのか?」をまとめてみました。
右側は,アガルートの調査士/測量士補の講座で取り扱っている講座名と分野になります。ここが【追加でやる必要がある】となっている問題が,午前の部でしか出題されない問題です。
多い年では3問ほどあるものの,繰り返しの出題もありますので,測量士補と調査士午後の部に合格できる学習をしていれば,午前の部の合格点に届くことが分かります。この【追加でやる必要がある】となっている問題を午前の部の過去問演習で解けるようにしておけば良いです。
文章問題も2・3問出題がありますが,いずれも測量士補の文章問題講座でカバーできます。座標計算系の出題も多いですが,基本的な複素数計算ができれば,あとはアプローチ方法を導き出す練習をすれば大丈夫です。当然に,測量士補の過去問で出題される計算問題については解けるようにしておかなければなりません。
むしろ本当の敵は,午前と午後を戦い抜く持久力と集中力にあると言えます。
週1回は,午前と午後の過去問を1時間ほどの休憩を挟んで連続で解く演習をした方が良いです。見えない自分の弱点は早めに見つけましょう。
定期カウンセリングやFB質問では午前の部の相談・質問も受け付けていますので,是非。
それでは!