測量士補試験が一段落し,いよいよ土地家屋調査士試験への機運が高まってきました!

1年でダブル合格を目指す方,調査士一本で学習されている方,今年は10月試験となったこともあり,受験生にはより一層の気合いが感じられます。

さて,調査士試験の極意というタイトルですが,調査士試験の特徴として,「法律系資格なのに,計算ができないとダメ」というものがあります。
実は,これが調査士試験の難易度を高めている要因でもあるんです。
もうちょっと具体的に言うと,

「計算に時間がかかるので,択一の時間が圧迫されている。」

これです。

調査士試験(午後の部)合格までに必要な知識量というのは,民法・不登法・調査士法(その他関連法)であり,実はそれほどではありません。でも,合格レベルの知識量をもっている方でも,落ちてしまう。それは,単純に「時間がないから」というところも大きいわけです。

実際,本試験では記述式の作図まで「間違っていたとしても」書き終えている方は非常に少ないのが現状です。時間の足らなさは作図だけでなく,択一問題の検討時間を圧迫することで択一の難易度も副次的に上げています。

逆に言うと,

「計算に時間がかからなければ,択一や作図にもっと時間が取れる。」

ということになるんです。

つまり,(めちゃくちゃ大事なことを言いますが)計算が速くて正確なら,合格する可能性が大幅アップする!ということになります。

これは本当に実証済みで,いわゆる中上級者に「追加の知識」は不要です。むしろ,「時間を増やす」ことが得点アップにつながります。

では,どうすれば,時間を増やせるのか?
それは,もっとも時間がかかる問21土地の測量計算を早く・正確にすることです。
いや,ほんと,これだけで全然違います。

で!

その「問21土地の測量計算を早く・正確にする」最大の近道が,「複素数」にあります。

ということで,次回から,「複素数による測量計算」のミニ講座をはじめます。

ひとまず,「なにそれ?面白そう!」という方や「とにかく受かりたい!」という方は,わたしの電子書籍『複素数で解く!関数電卓による測量計算: 土地家屋調査士試験、測量の実務現場で早い!使える!』をどうぞ。近々大幅なアップデート予定ですが,今買っていただいても無料で内容がアップデートされます。ただし,amazonのkindleが見れる環境(スマホ,PC,kindle端末など)が必要です。

「紙のテキストが欲しい!」という方や「実際に電卓を使って計算しているところをビデオで見たい!」という方には,本書を講座にしたアガルートの「土地家屋調査士試験 | 2018合格目標 複素数で解く測量計算」もありますので!どうぞ!

それでは,10月の本試験に向けて,一緒にがんばっていきましょう!!

令和5年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は63.41%(全国平均の6.56倍)

令和5年アガルート受講生の測量士補試験合格率は95.2%(全国平均の2.96倍)

令和5年度アガルート受講生の測量士試験合格率67.61%!(全国平均の6.56倍)

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