令和5年度調査士試験の出願状況について と、直前期の学習の話。
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令和5年度の土地家屋調査士試験の出願状況について法務省から発表がありました!
今年の出願者数は昨年よりも受験者数が17人増(0.3%増)で5,417名でした。微増ですね。ちなみに、調査士よりも受験者数が4倍近くある司法書士試験では、令和5年度の出願数が440人増(2.8%増)の16,133名でしたので、比較すると、調査士の出願者数は伸びませんでした。
合格者数を一定にする相対評価の試験なので、受験者数がそのまま合格率に直結します。
ですので、令和5年度の合格率は、昨年度と同等と予想されます。
いわゆる直前期に突入しているので、ここで、ちょっと大事な話をします。
勘違いされやすいのですが、合格する人は、「他の人ができないことができて、他の人が知らないことを知っている人」ではありません。
相対評価の試験なので、人と違うことをしないと差がつかないと思われている方がいらっしゃいますが、実は、合格する人は、「他の人ができることが確実にできて、他の人が知っていることをちゃんと理解している人」なのです。
このイメージは本当に大事です。
皆さんがこれまで学習してきた内容は、あえて言うのであれば他の人も学習している内容です。
それでも、同じ内容を学習してきても、実際の試験では順位という形で差が付きます。この差は、範囲の量の差ではありません。知識・技術の「精度の差」です。手を広げても、あいまいな知識が増えるだけです。本試験で早く確実に点を取るためには、あいまいな知識を増やすのではなく、必要な知識を確実に理解していることが重要です。他の人も学習している内容をいかにやり込むかがポイントです。
知識の精度はまだまだ上がります。
最後まで、後悔しない学習をやりきってください。勝利は確実にその先にあります。祈必勝。
↓中里先生と撮った直前やるべきこと動画です。
それでは!