年末です。年明け8日には、令和6年度土地家屋調査士試験の筆記試験の合格発表も控えています。

令和6年度の調査士試験では、択一式の点数がとても高い結果となりました。25問50点満点の受験生が247名。19問以上だと698名になります。およそ400人が合格する相対評価の試験ですので、この結果は非常に重要です。

では、この試験で満点を取るためにはどうすればよいのか。を考えます。実は、特別な知識はいりません。すべて過去問で解くことができます。

しかし、過去問をやっていない受験生はほぼいないでしょう。過去問をやっている受験生が全員満点を取っているわけではありません。ここが重要です。

「過去問ができる」のに、本試験で点は取れないのは何故?

「過去問ができる」というのは、実は簡単ではありません。「過去問ができる」までのフローを考えてみましょう。

まず、①正誤が分かる。が最初にきます。

次に、②理由が分かる。がきますね。過去問集の解説部分です。

ここまでが一般的な「過去問ができる」でしょうか。

でも、合格者と中山が話していく中で、合格者の皆さんの学習を見てみると、上の②までの学習を繰り返していく中で、自然に次の③までいっているような気がしてなりません。

③というのは、③整理する。です。

1つ1つの論点について、理由が分かったら、それを本棚に並べていきます。その本棚は最初は分かった順のぐちゃぐちゃですが、②までの学習を繰り返していく中で、体系的に整理されていっているような気がします。

できる問題をなぜ繰り返すのか?なぜ繰り返すと点数が上がるのか?

この答えは整理できているからでしょう。

なので、「過去問ができる」というプロセスのゴールを、「②理由が分かる」で止めずに、「③整理する」まで持っていけば、本試験で満点が取れるレベルの「過去問ができる」になるはずです。

そこで、ちょっと体系的に整理する学習ツールを用意しました!

https://docs.google.com/document/d/1k4Tla_MU3A-Ypqkpkhzz3wpn-0mLj6H4O74qbYyce5A/edit?usp=sharing

これは、アガルートの中山が書いた不動産登記法のテキストの「見出し」を並べたものです。一応、第1章 総論の部分を全部用意してみました。使いやすいように、文字データのドキュメントにしました。見出しの後ろの数字はテキストのページ番号になります。

これを見ながら、そこに書かれていた内容を思い出してみてください。

実は、このテキストは、過去問をベースに作りました。

なので、過去問の知識が体系的に整理されているテキストです。

だから、このテキストの内容が思い出せれば、過去問の知識が体系的に整理できていると言えます!

年末年始もがんばってください!!

 

それでは!