さて、令和7年度本試験の感想として、「計算問題が難しかった」「計算問題で時間を使ってしまった」という声をよく聞きます。

過去問はたくさんやっていて、過去問で出題された計算問題は何度もやっているのに!本番になると計算問題で躓いてしまう…確かに、想像するとちょっと怖いですよね。


それを避けるために、色々な計算問題をやって練習をしたい!と思っても、手元にある過去問は何度も解いているし、答練や模試を購入しても、計算問題は基本的に1つ。それも、一度やってしまえばやり方を把握してしまうので、結局繰り返しになり、コスパも悪いです。

そこで!

手元にある過去問を使って、計算問題を無限に作る方法を教えます。
どんな問題でもいいです。1つお手元にご用意ください。例として、今回は、平成17年度の問21を使います。どんな問題でもいいです。

なんどもみた地積測量図ですね!
通常の問題を解くように、すべての筆界点の座標値をまず出しましょう。分割点であるR点及びS点は使わずに、D点とC点及びI点だけ計算しました。D点の座標値は、(82.70m,111.34m)、C点の座標値は、(72.70m,110.34m)、I点の座標値は、(72.70m,90.05m)とします。丸めておきましょう。

これで、本件12番1の土地は、G、D、C、I、H及びGの各点で囲まれた土地となりました。点名もここでちょっと整理しておきましょう。G点をA点として、右回りにAからEまでを付番していきます。すると、各筆界点とその座標値は以下のようになります。

点名X座標(m)Y座標(m)
A94.9799.07
B82.70111.34
C72.70110.34
D72.7090.05
E85.9590.05

もちろん、ここでは分かりやすいように名称を変えただけですので、変えずに進んでも構いません。

本来なら、R点をT1から計算して、S点を直線HGと平行に交点計算する計算問題ですが、ここから、無限に計算問題をつくっていきます!

便宜上、ここからは変更後の名称で書いていきますが、例えば、「A点を分割点の1つとする分筆をおこなって、当該地を1:1に分割する点Fを求めよ。」とか、「D点を分割点の1つとする分筆をおこなって、当該地を1:1に分割する点Fを求めよ。」とか、自由に作ることができます!

面積の比率を変えて「5:3」にしたり、面積を指定して、「北側の土地が250.00㎡になるように」みたいに色々無限につくれます!

分割点の1つを計算させるのではなく、「直線EDと平行に」みたいに設定しても面白いですね。

これなら、いくらでも問題が作れます!!

例えば、「A点を分割点の1つとする分筆をおこなって、当該地を1:1に分割する点Fを求めよ。」でしたら、こんな感じになるはず。

ぱっと見て計算アプローチを思いつけますか?計算はできますか?色々な練習ができるはずです!


中山は、両端に残る △ABC と △ADE の面積差(7.7275 ㎡)を、中央の △ACD を二等分する点から「差の半分」だけ振り分けた位置に F を取り、辺 DC (20.29m)を面積比=底辺比で内分して求めました。DF:FC=116.83㎡:109.10㎡=10.49m:9.8mって感じです。

結果、点Fの座標値は、(72.70m,100.54m)になりました!丸めた値なので、これで分筆するとぴったり1:1には分筆できないんだけれど、練習としては充分です!

こんな感じで無限に計算問題を作って、練習してみてください!

 

 

それでは!

令和7年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は60.04%(全国平均の約6倍)

令和7年アガルート受講生の測量士補試験合格率は95.76%(累計合格者673名)

令和7年度アガルート受講生の測量士試験合格率87.64%!(累計合格者251名)

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