いよいよ今年（令和７年試験）から、測量士試験と測量士補試験において、今までの書面申請に加え、オンラインで受験申請ができるようになりました！

まだ新しいシステムですので、今回は、オンライン申請について詳細に解説していきます。

【注意事項】

まずは、最初に、注意事項を上げておきます。

このブログ記事よりも、国土地理院の説明の方が絶対ですので、まずは、こちら↓を必ずお読みください。
https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/shiken_online.html

次の注意事項として、支払い方法はペイジーのみです。ペイジーについて馴染みがない方は、こちら↓をご覧ください。支払い可能なATMやネットバンクも検索できます。
https://www.pay-easy.jp/

そして、必ずPC（パソコン）が必要になります。現状、スマホやタブレットだけでは最後まで完結できません。

また、写真は、願書を出すタイミングで準備しておくと良いです。写真のファイルにも名前のルールがあるので注意です。ちなみに、万が一、写真が要件を満たしてなかった場合は、補正の通知がくるようです。

　

では、具体的な申請のやり方の説明に入ります。

まず最初に、デジタル庁が運営する総合的な行政ポータルサイトである「e-Gov」のアカウントを取得します。すでにお持ちの方は大丈夫です。こちら↓からアカウントが取得できます。
https://shinsei.e-gov.go.jp/contents/preparation/beginner

次に、上のリンクでも説明がありますが、e-Govのアプリをダウンロードします。
アプリといっても、スマホ用のアプリはありません。PC（パソコン）でのダウンロードが必要です。ウィンドウズもマックも対応しています。
このe-Govのアプリは、二段階認証で「２要素認証」または「追加認証」が必要となります。「２要素認証」であれば、AuthenticatorやfreeOTPを使用しますので、アプリをダウンロードをしておく必要があります。一方、「追加認証」の場合であれば、秘密の質問を入力することになります。

e-Govがインストールできたら、アプリから「測量士（測量士補）試験の受験願書の提出」を検索します。

手続き検索　＞　手続き名称から探す　＞「測量士補」or「測量士」で検索

情報を入力する

入力するのは３つのフォーマットがあります。

①基本情報　申請者情報
②基本情報　連絡先情報

③受験願書

①②の基本情報と、③測量士補・測量士の受験願書の提出＞申請する様式一覧　があります。どちらもすべて入力する必要があり、例えば、住所と氏名は複数回入力することになります。
特に、都道府県コードと試験地コードは、入れ間違えに注意してください！例えば、都道府県コード13は「東京」ですが、試験地コード13は「鹿児島」になります。
この入力は、途中で保存することもできます。

写真ファイルを添付する

次に、「添付書類」に、顔写真のファイルを添付します。
顔写真のファイルは、以下のルールで提出することが要求されています。

• JPEG形式の写真ファイル
• ファイル名は「ローマ字名前生年月日」
  　　例）国土太郎H10.6.3　⇒　kokudotarou19980603.jpg
• ファイルサイズは１MB以内
• ６か月以内に撮影した、脱帽・マスクなし・上半身・正面向の写真

特に、写真のルールは厳密なので注意してください。なお、万が一、写真が要件を満たしてなかった場合は、補正の通知がくるようです。

受験料を納付する

書類等を提出したら、受験料を納付します。ここでは、行政手続料等として、振込者の氏名を入力します。振込者の氏名は、振込する口座の名義名となります。
ペイジーでの支払いのみなのでご注意ください。

提出した申請書等の処理や、納付状況については、e-Govのマイページから「申請案件一覧」で確認をすることができます。

願書のステータスが「到達」になっていれば、提出はできています！その後、ステータスは「審査中」に変わります。
納付情報は、納付した後も上の画像のように「納付待ち」になりますが、時間がたてば「納付済み」に変わります。納付がちゃんとできていてもすぐには変わりません。
納付が完了すると、マイページ「メッセージ」に、「手数料等領収確認のお知らせ」が到達します。

　

以上です！国土地理院のページに、お問合せ先も記載されていますので、ご不明な点がございましたら、そちらまでお問い合わせください。

それでは！