調査士<午前の部>解説ミニ講座 平成30年度 問11(記述式)
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問11 小問1<放射計算>
10A01と1A001の放射計算により,F点の座標値を求める。
まずは,10A01と1A001を,それぞれメモリ「x」と「y」に記憶させる。
①10A01をxに記憶させる
30.23+36.27i→x
②1A001をyに記憶させる
30.23+62.27→y
③1A001を後視にし,方向角と距離でF点の座標値を求め,Fに記憶させる
Arg(y-x=
x+25.76∠(Ans+348°28°3°→F
④F点の座標値を四捨五入し,Fに上書きする
35.38+61.51i→F
以上によりF点の座標値は,X座標35.38,Y座標61.51と求められた。
よって,正解は,X座標「35.38」,Y座標「61.51」である。
問11 小問2<内分点>
D点は,CDとDEを5:3で内分する点である。
まずは,C点とE点をそれぞれメモリ「C」と「E」に記憶させる。
①C点をCに記憶させる
57.82+46.03i→C
②E点をEに記憶させる
51.82+60.43i→E
次に,CDとDEを5:3で内分するD点の座標値を求める。
③D点の座標値を求め,Dに記憶させる
E-C=
Ans÷8×5+C→D
以上によりD点の座標値は,X座標54.07,Y座標55.03と求められた。
よって,正解は,X座標「54.07」,Y座標「55.03」である。
問11 小問2<座標計算>
まずはB点の座標値を,メモリ「B」に記憶させる。
①B点をBに記憶させる
45.82+41.03i→B
次に,C点からB点の方向角から,C点からD点の方向角を引き,∠BCDを求める。
①C点からB点の方向角を求める
Arg(B-C=
②C点からD点の方向角を引き,水平角を求める
Ans-Arg(D-C=
Ans+360=
以上により,∠BCDは90°と求められた。
よって,正解は「90°00′00″」である。
問11 小問4<求積>
宅地部分を構成する座標値であるA点を,メモリ「A」に記憶させる。
①A点をAに記憶させる
35.38+36.68i→A
②求積をおこなう
Conjg(B)D+Conjg(D)E+Conjg(E)F+Conjg(F)A+Conjg(A)B=
Ans÷2=
ImP(Ans=
以上により土地の面積は,330.3456と求められた。
よって,小数点以下第3位を切り捨て,正解は「330.34㎡」となる。
問11 小問5<作図>
(省略)
縮尺,方位,点名,辺長の記載をする。なお,道路の記載を要しないことに注意する。
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